
こんにちは!福岡市南区高宮を拠点に、不動産売買からリノベーションまでワンストップでサポートする「合同会社ハーチリッチ」です。
年齢を重ねると筋力が衰え、ちょっとした段差やつまずきが大きな転倒事故につながり、最悪の場合は寝たきりになるリスクもあります。ご両親や将来の自分自身のためにも、転倒事故を未然に防ぐ「安全な住まいづくり」がとても重要です。
転倒事故が起こりやすい箇所は?
東京消防庁のデータによれば、高齢者の転倒事故の6割は「自宅」で発生しています。危険な場所として挙げられるのは以下の場所です:
- 居間・寝室
- 玄関
- 階段・廊下
- 浴室
住み慣れた自宅ほど、日常に潜む小さな危険を見落としがちです。
例えば…
- カーペットの端や敷居に足を引っかける
- 滑りやすい敷物や床材
- 床に置かれたコードや小物
- 階段や玄関の段差
これらはすぐに改善できるポイントも多いため、日頃の環境対策が鍵となります。
転倒を防ぐための環境対策ポイント
転倒リスクを軽減するため、各場所ごとの対策をまとめました。
1. 居間・寝室
- コード類は動線を避けて壁沿いにまとめる
- カーペットの端がめくれないよう滑り止めを使用する
- 床に物を置かない
- 段差(1~2cm)には手すりやスロープを設置
2. 玄関
- 手すりを取り付ける
- 玄関マットには滑り止めを敷く
- 靴の脱ぎ履き用に椅子や踏み台を置く
3. 廊下・階段
- 手すりを設置する
- 床に物を置かない
- 階段には滑り止めを設置する
- 照明を明るくし、足元を見やすくする
4. ベッド周り
- ベッドを壁に寄せて片側の転落リスクを軽減
- ベッドガードを設置し、転落を防止
- 低床ベッドに変更し、万が一の転落時の衝撃を緩和
5. 浴室
- すべり止めマットや滑りにくい床材を使用
- 手すりを取り付ける
- 段差にはスロープやすのこを活用
日ごろから安全対策を心掛けましょう
高齢者の転倒は骨折やケガだけでなく、その後の活動意欲の低下や寝たきりのリスクも引き起こします。今から手すりやスロープの設置、環境整理を心掛けることで、安心して暮らせる住まいになります。
お住み替えやリフォーム時には、浴室や玄関、廊下、階段、トイレなどの「安全対策」を一緒に検討するのがおすすめです。
「合同会社ハーチリッチ」では、住みやすさと安全性を考慮した住まいづくりをお手伝いしています。
将来に備えたリノベーションや住み替えのご相談は、ぜひお気軽にご連絡ください!